「香水での失敗経験はどのくらい?」アンケート調査で判明、"つけすぎ"や"想定と違う香り"が最多 (2025/09/08)
調査概要
香水は身だしなみを整えたり、自分らしさを演出したりする大切なアイテムです。 しかしその一方で、「つけすぎて周囲に強すぎる印象を与えてしまった」「思っていた香りと違って後悔した」など、誰もが一度は“香りの失敗”を経験したことがあるのではないでしょうか。
今回は、全国の20代〜50代の男女を対象に「香水の失敗体験」についてのアンケート調査を実施しましたのでご紹介いたします。
調査対象 | 全国の20代〜50代の男女 |
回答数 | 100 |
調査期間 | 2025年9月2日〜2025年9月3日 |
調査方法 | インターネット調査 |
回答者属性
男女
年代
都道府県
職業
9割の人が香水で失敗を経験、最多は“つけすぎ”、次いで“想定と違う香り”
香水で失敗した経験はありますか?
・経験がある:92
・経験がない:8
どのような失敗でしたか?
・つけすぎた:46
・想定した香りと違った:34
・シーンに合わなかった:5
・体質に合わなかった:5
・その他:2
以下にそれぞれの理由をまとめました。
《つけすぎた》
- 好きな人に好かれたくて良い匂いを目指したつもりが、つけすぎてしまいました。その日はドライブデートだったのですが車内は香水の香りで充満。相手は気を遣ってくれて言わずにいてくれましたが、自分でも気づくほど強い匂いを放ってしまいました。(30代/女性/埼玉県/パート、アルバイト)
- 中学生の頃、学校にこっそり香水を持っていきました。休み時間に友達とつけてみたところ、加減がわからずつけすぎてしまい、次の理科の授業の時に香水の匂いが強く漂っていたことをいまだに覚えています。(30代/女性/東京都/自営業、自由業)
- 高校生のとき、初めてできた彼氏とのデートで「いい匂いだと思われたい」と思い、母から香水を借りました。慣れていなかったのでつけすぎてしまい、電車の中で自分が香りに酔ってしまって途中下車することに。結局遅刻するし、食欲もなくなるしで、かなり残念な思い出になってしまいました。(20代/女性/東京都/パート、アルバイト)
- 大学の合コンに気合いを入れて香水をつけすぎ、電車では周囲に避けられ、会場でも相手に苦笑されてしまいました。恥ずかしさのあまり早めに帰宅し、翌日まで香りが残る始末。以来、香水は控えめにと心に決めた苦い経験です。(20代/男性/埼玉県/パート、アルバイト)
- 普段は仕事中香水は付けないのですが、好きな香りの香水を手に入れて嬉しかったため仕事にも付けて行きました。仕事は室内での梱包作業をしているのですが、近くにいた同僚に「香水つけてる?少し香りがきついよ」と注意されてしまいました。以降、香水を付けて出掛ける際にはTPOを気にして心掛けるようにしています。(30代/女性/千葉県/パート、アルバイト)
- 香水初心者の時にうっかりつけすぎてしまって、すごく強く匂ってしまったことがあります。でも自分では全然分からなくて、他の人から指摘されて大恥をかいてしまいました。食事が出る席だったのですが、他の方に本当に申し訳なかったです。(50代/女性/青森県/正社員)
- 夏は汗をかいてしまうので普段よりも多く香水を振ってみたら、エレベーター内で小学生の子が「なんか変な匂いがする」と言われてしまいました。(40代/男性/長崎県/専業主夫)
- 友達と出かけた時に「すごい匂いだよ」と指摘されたことがあります。(30代/女性/愛知県/正社員)
- 自分にとってとても好みの香りで、ついたくさん振りかけてしまった。その日に会った彼氏に「いくらなんでも匂いがキツすぎる」と言われてしまった。(30代/女性/静岡県/正社員)
- 初めて香水を使ったとき、加減が分からずつけ過ぎた。ネットなどで香水のつけ方を学んでいくうち、あのときはつけ過ぎだったと、改めて思った。(40代/女性/富山県/正社員)
- 人と会う際に香水をつけたが、つけすぎてしまい電車内で少し匂っていて恥ずかしかった。それから香水を上空にかけてくぐるように香水を纏うことにした。(20代/女性/千葉県/正社員)
- すごく頑張って勉強し、意気込んで挑んだ年に一度の試験の日。気合を入れて初めての香水を手首につけて行ったら、匂いが強すぎて気持ち悪くなり、試験に集中できず時間切れで落ちてしまいました。(30代/女性/東京都/パート、アルバイト)
- 首や手首に擦るように多めに塗ったら匂いが濃すぎて食べ物が美味しく感じませんでした。(40代/男性/京都府/正社員)
- プレゼントでいただいた香水を、友人の結婚式に張り切ってつけすぎてしまいました。近くを通る人が「香水の主は誰?」と探すほど、匂いをぷんぷんまき散らしてしまい、一緒にいた友人からも「つけすぎで臭い」と言われてショックでした。おしゃれしたつもりだったのに、思わぬ失敗でした。(50代/女性/大阪府/正社員)
- 購入して初めて使うとき、最初のプッシュで香水の出が悪く、思わず2〜3回連続で押したら一気に出てしまい、つけすぎて香りが強くなってしまいました。(40代/女性/神奈川県/正社員)
- 自分が香りに慣れすぎて、もう少しかな?もう少しかな?と足しているうちに付けすぎて臭くなってしまった。周りには何も言われなかったが、自分がそもそも気持ち悪くて吐きそうだった。(30代/女性/埼玉県/自営業、自由業)
- 思ったよりも強く香り、時間が経っても香りが薄れず、レストランの狭い個室に香水の香りが漂ってしまった。(30代/女性/神奈川県/専業主婦)
- 最初はあまり香りがつかないと思い、多めにつけてしまい、濃くなりすぎた経験があります。親からも「つけすぎ」とよく注意されていました。(20代/女性/岡山県/派遣社員、契約社員)
- 初めて使った香水でどれくらいの量が適切かわからず、つけすぎてしまいました。その結果、周りの人から香りが強すぎると言われて恥ずかしい思いをしました。(30代/男性/富山県/派遣社員、契約社員)
- 学生時代に親戚のお姉さんが香水をつけていて余ったものを分けてもらったことがあり、そこから瓶も可愛いということで集めることが多くなりました。毎回気分によってかえていたものの、アウターなどににおいが残ってしまい、職場でもにおいがきついといわれてしまったことがありました。(40代/女性/奈良県/無職)
《想定した香りと違った》
- ここ数年は買い物をネットですることが多いので、実際に店舗でテスターを確認できないので、口コミしか頼りになりません。その口コミに書いてある香りを想像して注文したら、全然イメージと違ったことがありました。できればネット購入でもテスターがあれば嬉しいです。(40代/女性/埼玉県/公務員)
- 時間の経過とともに香りが変化していくのを知らなくて想像していた香りと違った(50代/男性/愛知県/正社員)
- 実店舗などでテスターで試したことがない香水がECサイトでセールされていたので購入したのですが、マリン系の香水と説明などにはあったのですが実際は甘ったるい重めの香りがして明らかに系統が違う香りで、好みでなかったので失敗しました。(40代/男性/埼玉県/正社員)
- 爽やかな香りを期待して購入しましたが、実際は気持ち悪くなってしまうほどきつい香りで失敗しました。(40代/男性/千葉県/パート、アルバイト)
- 好きなフローラル系の香水があったが、売り切れてしまっていて、似たような色の香水を選びました。パッケージが似てるから匂いも同じような感じだろうと思って使ったらトイレの芳香剤のような香りがして、失敗したなと思った。(20代/女性/千葉県/パート、アルバイト)
- 店舗で嗅いだ時は好みの匂いだったけど、実際に自分の身体につけてみたら自分自身の体臭と合わさって香りが変わり思った匂いではなくなってしまったから。(20代/女性/東京都/専業主婦)
- つけ始めは好きな感じの香りだったのですが、少し時間が経つと香りがちょっと変わって、悪い意味で思っていたのと違いました。(40代/女性/鳥取県/正社員)
- 通販で香水を購入して、商品説明やレビューから良いと思ったけれど、匂いが自分には合わなかった。(30代/女性/千葉県/パート、アルバイト)
- 口コミで香りの特徴を調べてオンラインで購入し、楽しみに使ってみたところ、期待していた香りとは全く違く、とても残念でした。(20代/男性/東京都/自営業、自由業)
- いろんな香水を試して、好きなものを買ったけど、自分には合わないなぁと思ったことがある(20代/女性/山形県/パート、アルバイト)
- 見た目が可愛いので買ったら、あまりにもキツイ匂いで驚いた。(40代/女性/神奈川県/パート、アルバイト)
- デパートで試したときは良かったのですが、時間が経つにつれて自分にはあまり合わない香りに変わってしまいました。(40代/女性/茨城県/正社員)
- テスターで試して購入したが実際に使用してみると思ったより甘くて好みではなかったことがある(40代/女性/神奈川県/正社員)
- 想像した香りと全然違って、香りがきつかったです。頭が痛くなるほどでした。(30代/女性/石川県/正社員)
- マッチングアプリで出会った女性とのデートに気合いを入れて香水を付けていった。10年以上前の流行のものが家に残っていたので付けた。デート中に「ウルトラマリン懐かしい大学時代の元カレが付けてました」と言われた。それが理由ではないと思うが、ぱっとしない印象を与えてしまったのかその後音信不通になった。(40代/男性/千葉県/正社員)
- トップノートとミドルノートが好きなのにすぐに終わってしまう。ラストノートが重すぎて気に入らない。(40代/女性/福島県/専業主婦)
- 興味があったネットでしか買えない香水を買ったら想像していたものと違いました。(30代/女性/兵庫県/パート、アルバイト)
- SNSで紹介されていた匂いとは違うく、全く好みの匂いでなかった。(20代/女性/東京都/パート、アルバイト)
《シーンに合わなかった》
- 仕事終わりに先輩と待ち合わせして遊びに行ったが、ちょっと気合を入れようと付けすぎてしまった。汗もかいてるし少しでも消せればと思っていつもより多くふってしまって。先輩にはちょっと怒られるし苦い経験です。(40代/男性/京都府/正社員)
- 毎日気分転換のために家でも外出時でも香水をつけています。何も考えずにいつも通り香水をつけて小学校の授業参観に行ったら、教室では香りの主張が強すぎ、両隣に立っていた保護者に申し訳なくなりました。(30代/女性/神奈川県/正社員)
- 会社の上司に、フランス旅行のお土産として香水をいただいたので、会社でつけて良いかなと勘違いして、会社につけて行ったら、その上司に会社ではつけないようにと注意されました。(40代/女性/福島県/正社員)
- 知り合いの女性からお腹が減ったからご飯食べに連れて行って欲しいと連絡が来たのですが、その日の自分は香水が強くて食事の味を妨害していました。その事を食後に知り合いから言われ、失敗したな~って思いました。(50代/男性/和歌山県/専業主夫)
- 友人とのランチ会に、少し華やかな気分で海外ブランドの香水をつけて行ったのですが、個室の空間だった事もあって、香りが強過ぎてしまいました。食事中に隣の方が少し顔をしかめたのを見て、申し訳ない気持ちになりました。自分では気に入っていた香りでも、場の雰囲気や距離感を考えないと迷惑になると痛感しました。ありがとうございました。(50代/女性/兵庫県/派遣社員、契約社員)
《体質に合わなかった》
- 体調の悪い時に香水を買ってつけたら、胃腸炎と疑うくらいの吐き気とめまいがして、その後回復してもトラウマで使えませんでした。(30代/女性/東京都/パート、アルバイト)
- ネットで情報を探し、店頭でも実際に試してみていい香りだなと気に入って買った香水でしたが、汗かきな自分の体臭と合わなかったようです。自分は良い香りに包まれて幸せな気分でしたが、当時付き合っていた人に「臭い」「お前に合わない匂い」などと言われ、とてもショックを受けてほとんど使わずにゴミになってしまいました。とても悲しかったです。(40代/女性/愛知県/パート、アルバイト)
- グルマン系香水を購入。店舗で嗅いでみた時は良い香りのように思えましたが、家で使用してみると身体にまとわりついて離れないしつこさのせいで頭痛が発生。それ以来、グルマン系購入は控えています。(40代/女性/北海道/自営業、自由業)
- 普段はマルジェラやshiroの香水を使っていましたが、diorの香水を初めて購入しました。香りはとても好きな物で初めてつけた日は良い香りに包まれて幸せでしたが、次の日になると首や手首に湿疹が出来ていました。diorの香水をつけた日の翌日はいつも湿疹が出来ているので成分が合わなかったようです。(20代/女性/大阪府/正社員)
- 使った香水のアルコールが肌に合わず、赤くなった(30代/男性/島根県/正社員)
《その他》
- 自分が悪阻がある時に香水を付けてしまい、その匂いが辛くてたまりませんでした。(30代/女性/福岡県/パート、アルバイト)
- 店舗で購入した時とても良い匂いだと自分では思っていたが他人からは好きな匂いではなかった(20代/男性/山梨県/自営業、自由業)
まとめ
アンケート結果では、92%の人が何らかの失敗を経験しており、その主な原因は「つけすぎ」と「香りのイメージ違い」であることがわかりました。特に「つけすぎ」は半数以上を占め、多くの人が香水の量の調整で失敗した経験があることが明らかになりました。
香水を楽しむには、使用シーンや体調に合わせた量の調整と、自分の体質に合った香り選びが大切です。少量から試し、香りの変化や持続時間を確認することで、香水は日常に彩りを添える存在となり、より快適に楽しむことができます。
《調査結果の引用・転載について》
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